宮地楽器特選品 MIYAJI SELECTION



Victor Fetique[Atelier](ヴィクトル・フェティーク) ヴァイオリン弓
- 販売価格
- 2,160,000円 (本体価格 2,000,000円)
- ブランド
- VTOR FÉTIQUE À PARIS
- 製作者
- Victor François Fétique
- 製作地
- Paris
- 製作年
- 1925年頃
- フロッグ
- Silver/Ebony
- 鑑定書
- J.F.Raffin
スタッフより
J.F.Raffin の鑑定によると Fetique の工房製ということですが、マスターメイドに匹敵する完成度の作品です。 シルバーで仕上げられたフロッグ、そして極上の材料から製作されたスティックは、まさに息を飲む美しさです。 柔らかな弾き心地を持ち、楽器の音色を確実にグレードアップさせる、まさに一流のフレンチボウと言えるでしょう。



l'école de Fetique(エコール・フェティーク) チェロ弓
- 販売価格
- 756,000円 (本体価格 700,000円)
- 刻印
- なし
- 製作者
- l'école de Fetique
- 製作地
- Paris
- 製作年
- 不詳
- フロッグ
- Silver/Ebony
- 鑑定書
- J.F.Raffin
スタッフより
上質なフェルナンブーコによって製作されています。古い弓特有の温かみのある密度と自由度の高い操作性があり、多様な表現に応えてくれる弓です。プロプレイヤーにもおすすめしたい一本です。
製作者について
Victor François Fétique(ヴィクトル・フランソア・フェティーク)
(1872~1933)
20世紀初頭、フランスの最も優れた弓製作者の一人。
1872年、Mirecourt生まれ。Charles Claude Nicolas Hussonのもとで弓製作を始め、Sigisbert Maline, Émile Miquelに学び、その後 Charles Nicolas Bazinのもとでその才能を開花させました。
1901年、パリに拠点を移し、Caressa & Francaisの工房で働きはじめます。この間、同僚であったClaude Thomassinから多くの影響を受け、彼独自のスタイルを発展させました。
1913年、独立してパリMylha通りに自身の工房を構えました。
1915年頃より晩年にいたるまで、彼は多くの弓を残しています。
1921年から1926年にかけて、彼は弓を弟のJules 、息子のMarcel Gastonや甥のAndre Georges Richaumeと共同で製作した他に、ミルクールの様々な職人Albert Thomassin、Auguste Toussain、Camille Remi、Louis Morizot Péreなどにも製作を委託していました。彼らによって製作された弓はパリのFetiqueの工房に届けられパリで手直しをして、彼のスタンプを押して販売されました。彼のスタンプ"VTOR FÉTIQUE À PARIS"のある弓は、彼自身の作品のほかに、Collaboration(コラボレーション・・・本人と弟子の合作)、Atelier Fetique(アトリエ・フェティーク・・・工房製)、ミルクール時代の作品を手直ししたものがあります。
1933年、1月9日、他界。
過去の作品 PAST WORKS
Victor Fetique Collaboration
(ヴィクトル・フェティーク コラボレーション)
チェロ弓
- ブランドVTOR FÉTIQUE À PARIS
- 製作者Victor Fetique
- 製作地Paris
- 製作年1930年頃
- フロッグNickel/Ebony
- 鑑定書J.F.Raffin