日本弦楽器製作者協会主催「弦楽器フェア」 11月3日(金・祝)~11月5日(日)

宮地楽器は今年も、国際的な弦楽器の合同展示会
「弦楽器フェア」に出展します。
世界で活躍する製作家 菊田浩・高橋明・天野年員・
百瀬裕明・西村翔太郎の各氏をブースに招き、
その作品を展示。
弦楽器の魅力にたっぷりと浸れるフェア、
そして宮地楽器のブースに、ぜひお越しください。

2017 弦楽器フェア
(第60回弦楽器展)開催概要

主 催

会 期

  • 2017年 11月3日(金・祝)~11月5日(日)  
    各日 10:00~18:00

会 場

  • 科学技術館
    (東京都千代田区北の丸公園2-1)

    ⇒ 地図・交通案内
    (科学技術館オフィシャルサイト)

入場料

  • 1,000円
    (3日間有効・高校生以下無料)

出展内容

  • ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバス/楽弓/バロックヴァイオリン/ギター/リュート/マンドリン/弦楽器付属品/ケース/弦楽器製作工具・木材 等

イベント

  • 出展作品による試奏コンサート/ミニコンサート[Vn 二村英仁、Va 須田祥子、Vc 辻本玲]
    (会場:科学技術館地下2階サイエンスホール)

弦楽器フェアとは

日本弦楽器製作者協会主催 『弦楽器フェア』は、国内外の新作弦楽器を一堂に集めた、アコースティック弦楽器展示会の国際的行事の一つ。
個人製作家や卸・販売業者が数多く出展し、作品を展示・販売します。

展示作品のほとんどを手にとって試奏することができる他、新商品のケースや小物を試せたり、毎日行われる出品作品のコンサートを聴けるなど、初心者から演奏家までが
“観て、聴いて、弾いて” 楽しめるフェアです。
一度にいろいろな楽器を試すチャンスであると同時に、楽器を製作した方と実際にお会いできる貴重な機会でもあります。

弦楽器を演奏する方ならきっとどなたでも楽しめる、一年に一度のビッグイベント。ぜひお気軽に足をお運びください。

⇒ 昨年の宮地楽器の出展報告ページをみる

製作家メッセージ動画

宮地楽器ブースに参加予定の製作家から、皆様へのご挨拶です。
出品予定作品について、宮地楽器スタッフが直接取材。製作工房からの生の声をお届けします。

動画の公開は終了になりました。ご試聴ありがとうございました。

宮地楽器ブースでご紹介する製作家について

今回の弦楽器フェアの宮地楽器ブースでは、宮地楽器が特に推薦する5人の製作家をお招きし、その作品を展示します。
彼らはいずれも、ヴァイオリンの聖地 イタリア・クレモナで研鑽を積んだ、国際的な評価を受ける製作家です。
ここでは5人のプロフィール、出品予定作品をご紹介いたします。

出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • ・Violin 2017
  • ・Violin 2011
  • ・Violin 2005
  • ・Viola 2006 [41cm]

菊田 浩 
Hiroshi Kikuta

クラシック音楽の音響エンジニアとしてNHKに20年勤めたのち、ヴァイオリン製作の聖地イタリア・クレモナへ渡り、国立弦楽器製作学校の3年生に編入。
ロレンツォ・マルキ氏とニコラ・ラザーリ氏に師事。
その後わずか10年ほどの間に、2006年ヴィエニアフスキーコンクールでの日本人初優勝、2007年チャイコフスキーコンクールでのゴールドメダル獲得など数々の快挙を成し遂げた、日本が世界に誇る製作家である。

略歴

2005年

第1回ルビー国際ヴァイオリン製作コンクール(チェコ)に参加、第4位入賞。

2006年

第1回VIOLINO ARVENZIS国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)に参加、第5位入賞。

同年

第11回ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリン製作コンクール(ポーランド)に参加、優勝と同時に最優秀音響賞受賞。

2007年

第13回チャイコフスキーコンクール(ロシア)ヴァイオリン製作部門に参加、第1位ゴールドメダル受賞。

2012年

第13回トリエンナーレ国際弦楽器製作コンクール(クレモナ)に参加、ヴィオラ部門で第5位入賞。

2013年

第5回VIOLINO ARVENZIS国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)に参加、第3位ブロンズメダル受賞。同時に最優秀技術賞とA.L.I.賞を受賞。

  • 略歴を読む
  • 閉じる
出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • ・Violin 2017
  • ・Violin 2011
  • ・Violin 2005
  • ・Viola 2006 [41cm]
  • 出品予定作品
  • 閉じる
出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • ・Violin 2017
  • ・Violin 2017

高橋 明 
Akira Takahashi

13歳でヴァイオリン製作と演奏を同時に始め、15歳にして独学で第1号のヴァイオリンを完成させる。会社員生活ののちクレモナへ渡り、国立弦楽器製作学校に編入。プリモ・ピストーニ、アレッサンドロ・ヴォルティーニ、サンドロ・アジナリの各氏に師事。2007年のチャイコフスキーコンクールでのシルバーメダル獲得、2013年の Violino Arvenzis での優勝など、その活躍は目覚しく、いまや現代クレモナを代表するマエストロのひとりとなった。
ほぼ同時期にクレモナに渡り共に学んだ菊田氏とは良き仲間でありライバル。現在は共同工房を構えている。

略歴

2005年

第1回ルビー国際ヴァイオリン製作コンクール(チェコ)にて優勝と同時に最優秀技術特別賞を受賞。

2007年

第13回チャイコフスキーコンクール(ロシア)ヴァイオリン製作部門に参加、第2位シルバーメダル受賞。

2009年

第3回ピゾーニェ弦楽器製作コンクール(イタリア)プロ部門に参加、第1位受賞。

2010年

第4回ピゾーニェ弦楽器製作コンクール(イタリア)プロ部門のヴィオラ部門に参加、第1位受賞。

2011年

第4回VIOLINO ARVENZIS国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)に参加、第2位シルバーメダル受賞。同時に、最優秀技術特別賞を受賞。

2013年

第5回VIOLINO ARVENZIS国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)に参加、第1位ゴールドメダル受賞。

2014年

ミッテンヴァルト国際弦楽器製作コンクール(ドイツ)ヴィオラ部門第4位入賞。

  • 略歴を読む
  • 閉じる
出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • ・Violin 2017
  • ・Violin 2017
  • 出品予定作品
  • 閉じる
出品予定作品
  • ・Violin 2017

天野 年員 
Toshikazu Amano

会社員生活ののち、30歳でクレモナに渡り、国立弦楽器製作学校に編入。
ロレンツォ・マルキ氏の指導のもとでヴァイオリン製作を学ぶ。
さらにジオ・バッタ・モラッシー氏の工房でも研鑽を積み、プロ製作家としてのキャリアを開始。
また、同時期から帰国までの5年間、世界的鑑定家エリック・ブロット氏のもとで銘器の修復に携わる。
豊富な経験は天野氏の作品作りに存分に活かされており、新作でありながら銘器のような風格を持つ音色作りは、強豪がひしめくコンクール VIOLINO ARVENZIS でも総合1位を獲得するなど、世界的にも高く評価されている。

略歴

2005年

ミッテンヴァルト国際弦楽器製作コンクール(ドイツ)に参加、第5位入賞。

2006年

第1回VIOLINO ARVENZIS国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)に参加、第3位入賞。

2007年

第2回VIOLINO ARVENZIS国際ヴァイオリン製作コンクール(スロバキア)にて、第1位受賞。 同時に、最優秀技術賞を受賞。

同年

第13回チャイコフスキーコンクール(ロシア)ヴァイオリン製作部門に参加、第4位入賞。

  • 略歴を読む
  • 閉じる
出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • 出品予定作品
  • 閉じる
出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • ・Viola 2014[41cm]

百瀬 裕明 
Hiroaki Momose

2005年にイタリア・クレモナの国立弦楽器製作学校に入学。
製作をダニエーレ・スコラーリ、バンナ・ザンベッリの両氏に、ニスをアンジェロ・スペルツァーガ、ロレンツォ・マルキの両氏より学ぶ。
2009年同校卒業。卒業後、ファビオ・ヴォルタ氏の下で1年間の研修を修了。現在もクレモナにて製作に励み、緻密で丁寧な作品作りを続けている。
2010年 ミッテンヴァルト国際製作コンクールにおいて9位入賞。

⇒ これまでの歩み、現在の製作活動についてはこちら
⇒ 過去の作品紹介・音色視聴のページはこちら

出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • ・Viola 2014[41cm]
  • 出品予定作品
  • 閉じる
出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • ・Cello 2016

西村 翔太郎 
Shoutaro Nishimura

2000年にヴァイオリン製作を始め、翌年イタリアへ渡る。
2002年にミラノ市立ヴァイオリン製作学校に入学し、製作をパオラ・ヴェッキオ、ジョルジョ・カッシアーニ両氏に師事。ニス塗装技術をマルコ・イメール・ピッチノッティ氏に師事。
その後クレモナに移り、ダヴィデ・ソーラ氏に師事。現在はクレモナに自身の工房を構え、製作活動に励んでいる。
2010年 イタリア国内弦楽器製作コンクールヴァイオリン部門で優勝。同時にヴィオラ部門で第3位受賞。

⇒ これまでの歩み、現在の製作活動についてはこちら
⇒ 過去の作品紹介・音色視聴のページはこちら

出品予定作品
  • ・Violin 2017
  • ・Cello 2016
  • 出品予定作品
  • 閉じる

宮地楽器100周年記念
オリジナルヴァイオリン弓

奏でる悦びに、大切な想いを添えて・・・
スタンホープレンズ入り
特別記念モデル弓

宮地楽器は今年創業100周年を迎えました。
宮地楽器のルーツは名古屋でのヴァイオリンの弓製作。それにちなんで、 創業100周年記念オリジナルヴァイオリン弓を発売しました。この弓を弦楽器フェアでも販売いたします。


【仕様】
100年前のフランスの名工、アルフレッド・ラミーをモデルにしたオリジナルデザイン。フロッグ部分には、 記念写真などをマイクロフィルムに収めたスタンホープレンズを埋め込むことができる稀少品です。
弓本体は国産のトップメーカー アルシェ、スタンホープレンズはアメリカのスタンホープマイクロワークス社が製作しました。
もちろん、弓としての性能も折り紙つき。アルシェの同価格モデルで通常使用されるものよりも高級な材を贅沢に使用、調整を重ねて繊細で美しい音色作りにこだわり抜きました。

●スタンホープレンズとは・・・

弓のボタンの部分に、極小の写真とレンズが埋め込まれており、覗き込むと写真が見えるというもの。
スタンホープレンズ入りの弓は、弓の歴史にその名を刻むヴィヨームによって19世紀に生み出されました。
大切な思い出を刻む弓として、宮地楽器はアルシェと共同でこのスタンホープレンズを入れることができる特別モデルのヴァイオリン弓を製作しました。

  • スタンホープレンズとは・・・
  • 閉じる

大切な存在がそっと寄り添うことで、あなたの音楽はきっと一層輝きを増します。
思い出の瞬間が詰まった世界に1本だけの弓を、演奏のパートナーにしてみませんか。

販売価格 324,000円(税込)

宮地楽器 小金井店ショールームについて

宮地楽器小金井店はJR中央線武蔵小金井駅より徒歩3分、東京多摩地区最大級の楽器店ショールーム。
ヤマハピアノ、ヨーロッパピアノ(海外輸入ピアノ)からエレクトーン、電子ピアノなどの鍵盤楽器および弦楽器、管楽器、
リコーダーを豊富に展示。試奏室完備。

所在地
〒184-0004 東京都小金井市本町5-14-10
営業時間
10:00~19:00
(年末年始・夏期の一部を除き年中無休)
最寄駅
JR武蔵小金井駅下車 北口より徒歩3分

TEL 042-385-5585

FAX 042-388-1188

▲TOP